ネットワークカメラを使ってみた
I-O DATAのTS-NA220Wを使ってみました
我が家の防犯対策のため、録画をネットワークハードディスクに保存できる無線ネットワークカメラがあったので購入してみました。
家の外にコンセントがあるので、無線LANでつながるのであれば壁に孔をあけるような工事は必要ないし、ハードディスクに保存できれば長期間の録画ができます。
2020年1月に購入し、今日までの使用期間は約1年4か月になります。
ところが、その間
ネットワークハードディスクへの録画に悩まされ続けました
ネットワークカメラを設置して最初のうちは問題なかったのですが、数週間過ぎたころから、数十秒間録画するとネットワークハードディスクとの接続が切れ、約30秒後に録画が開始されるということ繰り繰り返すようになりました。
ネットワークハードディスクとの相性が悪いのかと思い、ホームページで「録画確認済みLAN DISK(NAS)」として紹介のある同社のネットワークハードディスクを購入しましたが、改善はされません。
また、このネットワークカメラはIPアドレスでネットワークハードディスクを登録するため、そのような改善を試みるたびにネットワークハードディスクのIPが変わるため、設定をしなおさなくてはなりません。ネット環境をちょっとイジルたびにIPは変わるので、ちょっと面倒くさい。MACアドレスなど容易に変わらないもので登録できるとよいのだけど。
ちなみに、ネットワークハードディスクのIPアドレスを固定して使用するとよくなるのかと思ったら、さらに録画継続時間は半分に落ちます。
でも、ネットワークハードディスクに有線接続すると問題ありません。SDカードへの録画も問題ありません。
そのため、
我が家の無線LANの通信速度に問題があるのではないか
と考えました。
我が家では、2階にルーターがあり、ネットワークカメラは1階に設置しました。2階のルータはこれ、ネットギアのR8500です。
そこで、中断機を購入して、それを1階に置くことにしました。中断機はこれ、ネットギアのEX8000です。
ネット環境を変えたところ、初めのうちは問題なかったですが、数週間経つとまた同じように録画が細切れになってしまいました。
これらのことをI-O DATAさんに伝え相談したところ、新しい製品に交換してもらえました。ところが、新しい製品でも症状は同じです。
我が家では、無線接続するディバイスの数が30を超えています。ルーターの性能には、まだ余裕がありましたが、
ルーターを交換することにしました
理由は、コロナ禍の影響のためオンラインでの重要な仕事が増えたので、できるだけ我が家のネット環境を良くするためです。気付いたら、今使っているルータ-はWiFi5で、WiFi6の製品が販売されていることが分かりました。
新たに購入したルータがこちらです。
ところが、ネットワークカメラの録画の方はというと、相変わらずです。初めの数週間は問題なかったけど、その後の録画は、また細切れです。
結局
このネットワークカメラは、録画を無線でネットワークハードディスクに保存することについては、まだそのことで起こる現象に未解決の部分があるのだと思われます。
ネットワークハードディスクへの録画は諦めて、SDカードに保存することにします。
追伸 2023.3.27
この記事を書いてから、約2年が経ちました。その間、別のメーカーのネットワークカメラ増設し、SynologyのSurveillance Station Clientというアプリケーションでそれらのカメラを一括して監理するようになりました。そのようになってから、ここに書いたような不具合は起きず、録画を続けることができるようになりました。つまり、ここに書いた不具合は、I-O DATAで提供している"ソフト"に原因があるようです。実際、I-O DATAのソフトでカメラがつながらなくなったりしても、Synologyのアプリケーションでは問題なくカメラが作動しています。
ただし、TS-NA220Wだけは、まれに停止してしまうことがあります。
コメント
コメントを投稿