ブロック塀をリフォームしました
家に古いブロック塀があります。母屋は築25年ですが、ブロック塀はその前からあったようです。
裏面は隣地なので表面だけ塗り替えます。
塗り替える面積は約9平方メートル。
塗り替えの手順は以下の通りです。
洗浄(1時間)
⇓
養生(30分)
⇓
補修(2日)
⇓
下地処理 凸凹埋め(3時間)
⇓ 硬化待ち(一晩)
下地処理 1度目下地塗り(3時間)
⇓ 硬化待ち(一晩)
下地処理 2度目下地塗り(3時間)
⇓ 硬化待ち(一晩)
養生(30分)
⇓
笠木(1時間)
⇓ 硬化待ち(一晩)
下塗り(30分)
⇓ 乾燥(一晩)
中塗り(2時間)
⇓ 乾燥(2時間)
上塗り(2時間)
⇓
模様付け(30分)
洗浄
高圧洗浄で汚れを落としたらこんな状態になりました。
養生
養生はブロック塀の下にビニールシートを敷き、地面にピン止めしました。
補修
ブロック塀の塗り替えにあたり、ブロックの穴を埋めることにしました。
(穴の形状がブロック塀らしさを際立させて見えるのが嫌なので)
一日目は、丸めたモルタルを穴に詰め、硬化を待って翌日、その上に手でモルタルを塗って上の写真のように均しました。
穴に詰めたモルタルはこれ。
中塗り
【コーナンオリジナル インスタントセメント 20kg】
Amazon で 1,453円
穴を埋めたブロックの数は8個ですが、これを2袋使いました。
下地処理
凸凹埋め
翌日、ブロックの穴と目地の凸凹を埋めました。
この作業はコテで行いました。
使った下地材はこれ。
【ミラク カチオンフィラー 20kg】 PROST(株) ヤフーショッピング店 で 4,867円
撹拌する道具はこれ。
赤色のミキサーを電気ドリルに取り付けて、バケツの中で撹拌しました。
1度目下地塗り
ブロック塀の凸凹を埋めた翌日、コテで、カチオンフィラーを壁面全体に塗りました。
自分は普通のモルタルは壁面に塗ることが出来ない素人ですが、カチオンフィラーは塗ることができました。 本当は、地面の含まれた水分がブロック塀の中から上にあがって抜けるため、地面から数十センチまで塗装は避けた方がよいのです。しかし、一番上の図のように、塀の裏面は地面が低く塗装もしないので、裏面から水分が抜けると考え、表面は地中まで下塗りをしてみました。数年後、どうなるかな。
2度目下地塗り
カチオンフィラーが余っていたので、翌日、もう一層塗りました。
養生
下地材と主材の塗装範囲を変えたので、養生をやり直しました。
下塗り
下地材と仕上げ材の接着力を高めるために下塗りをします。
下地材が硬化した後、刷毛とローラーを使って下塗りを開始。
刷毛とローラー
塗った下塗り材はこれ。
【セーフシーラー JS-800 2kg】
ペイントシティーコム で 1,805円
下塗り完了。
下塗りシーラーは、半分余りました。
上塗り
3時間ほど乾燥させた後で、上塗りを行いました。
模様付け
最後に使用したのがこれ。
【Fenteer 2個セット 7 インチ エンボスパターン ローラー】
Amazon で 2,690円
ジョリパット専用のローラーは大変高価なので、これを使用しました。
購入は1個でよかったのですが、Amazonでは、ばら売りをしていなかったので仕方なく2個購入。それでも、とても安く済みました。
ただし、ジョリパット専用の転写液は、使用しました。
【ジョリパット転写液 JT-180N 3kg】
ペイントシティーコム で 9,543円
転写液を使用すると、ローラーにジョリパットがくっつきません。
霧吹きを用いて、ジョリパットを塗った壁面とローラーに転写液を吹き付けてから、ローラーを転がしていきます。これさえ使えば専用のローラーでなくても大丈夫。
ローラーのメーカーはよくわかりませんが、EG324Tというローラーで写真のようなワニ皮の模様が作れます。
なお、転写液は1/4程度しか使いませんでした。転写液は、とてもよく水をはじきます。あまった転写液は、今度、モルタル等の模様付けに使ってみようかと思います。
完成した塀がこちらです。
作業前と作業後です。
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