Home Assistantで気付いたこと・分かったこと(開発者ツールや履歴の状態表示と、オートメーションの状態候補は一致しないことがある)

 

開発者ツールや履歴の状態表示と、オートメーションの状態候補は一致しないことがある


はじめに

Home Assistantでオートメーションを作成するとき、状態トリガーを利用することがよくあります。

今回、状態トリガーを設定している中で、開発者ツールや履歴に表示される状態と、オートメーションの状態候補が必ずしも一致しないことに気付きました。

最初は設定方法を間違えたのかと思いましたが、確認を進めるうちに、表示方法に違いがあることが分かりました。


状態は3か所で表示される

今回の検証では、状態は少なくとも次の3か所で確認できました。

  1. 開発者ツールの状態
    • offunavailableUnlocked など、英語の状態値が表示されます。
  2. 履歴
    • 状態の変化を確認できます。
    • 英語のまま表示されるものもあれば、「切断」「接続済み」など日本語表示になるものもあります。
  3. オートメーションの状態候補
    • 状態トリガーで選択する候補です。
    • 一部は日本語表示されていますが、すべての状態が表示されるわけではありません。

この3か所の表示は、必ずしも一致しませんでした。

        開発者ツール(状態の例)
off    unavailable    on    Unlocked    …
      (英語の状態値)
                 ↓
                 ↓
           履歴(表示例)
off    切断    接続済み    Unlocked    …
 (英語と日本語が混在)
                 ↓
                 ↓
 オートメーション(状態候補の例)
切断   切断   接続済み   不明
(一部の状態は表示されず、
  不明は表示されないことがある)

※ 上図は今回確認した表示の違いを整理したものです。


同じ名称が複数表示される

オートメーションの状態候補では、同じ日本語名が複数表示されることがありました。

今回確認した例では、「切断」という候補が2つ表示されました。

見た目はまったく同じため、どちらを選択すればよいのか判断できませんでした。

「切断」が2つ表示されたオートメーションの状態候補

そこで、「カスタム状態を追加」を選択し、履歴で確認した実際の状態値 off を入力したところ、自動的に片方の「切断」が選択されました。

候補名だけでは区別できない場合でも、実際の状態値を入力することで正しい候補を選択できることが分かりました。


候補に表示されない状態もある

逆に、開発者ツールや履歴で確認できる状態が、オートメーションの状態候補には表示されないこともありました。

今回の検証では、開発者ツールでは Unlocked が確認できましたが、状態候補には表示されませんでした。

この場合も、「カスタム状態を追加」から Unlocked を入力することで利用できました。

つまり、開発者ツールや履歴に表示される状態が、必ずしも状態候補に表示されるとは限らないようです。



今回分かったこと

今回の検証で、次のことが分かりました。

  • 開発者ツール、履歴、オートメーションの状態候補は、表示内容が必ずしも一致しない。
  • 履歴やオートメーションでは、一部の状態が日本語表示に置き換えられる。
  • オートメーションでは、同じ日本語名が複数表示されることがある。
  • 開発者ツールや履歴で確認できる状態が、オートメーションの状態候補には表示されないこともある。
  • 候補に表示されない状態でも、「カスタム状態を追加」から実際の状態値を入力すると利用できる場合がある。

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