Windows 11 Hyper-VでHome Assistantを動かす方法(2026年版)
はじめに
これまでHome AssistantはVirtualBoxで運用していましたが、Windows 11 ProではHyper-Vが標準で利用できます。
今回は、Home Assistant OSをHyper-Vへインストールし、正常に起動するまでの手順をまとめます。
この記事では移行方法やバックアップの復元ではなく、Hyper-V上でHome Assistantを新規に動作させる方法を紹介します。
動作環境
今回の環境は次のとおりです。
- Windows 11 Pro
- Hyper-V
- Home Assistant OS 18.1
1. Hyper-Vを有効にする
Windowsの「Windowsの機能の有効化または無効化」を開き、次の項目を有効にします。
- Hyper-V
- Hyper-V管理ツール
- Hyper-Vプラットフォーム
設定後はWindowsを再起動します。
2. Home Assistant OSをダウンロード
Home Assistant公式サイトからWindows用(Hyper-V用)のVHDXファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたZIPファイルを展開し、VHDXファイルを任意のフォルダーへ保存します。
C:\Hyper-V\HomeAssistant\
3. 外部仮想スイッチを作成する
Hyper-Vマネージャーで仮想スイッチマネージャーを開き、次の設定で仮想スイッチを作成します。
- 外部
- 使用中のLANアダプター
4. 仮想マシンを作成する
仮想マシンは次の設定で作成しました。
| 項目 | 設定 |
|---|---|
| 世代 | 第2世代 |
| メモリ | 4096MB |
| 動的メモリ | 有効 |
| CPU | 2 |
| ネットワーク | 作成した外部仮想スイッチ |
| 仮想ディスク | 既存のVHDXを使用 |
5. 仮想マシンの設定を変更する
起動前に次の2か所を変更します。
Secure Boot
無効
自動チェックポイント
無効
Home Assistantでは自動チェックポイントは不要なので、最初から無効にしておくことをおすすめします。
6. 起動する
仮想マシンを起動すると、Home Assistant OSが起動します。
画面には次のURLが表示されます。
Home Assistant URL:
http://homeassistant.local:8123
または
http://(IPアドレス):8123
ブラウザからアクセスすれば初期設定画面が表示されます。
インストール時に注意したいこと
設定自体は難しくありませんが、今回実際に遭遇した注意点が一つありました。
Hyper-V起動時に次のエラーが表示されることがあります。
別のプロセスが使用中です
この場合、Hyper-Vの設定ではなく、WindowsがVHDXファイルをディスクとしてマウントしている可能性があります。
PowerShellで次を実行します。
Get-DiskImage "C:\Hyper-V\HomeAssistant\haos_ova-18.1.vhdx"
次のように表示されていれば、WindowsがVHDXを使用しています。
Attached : True
その場合は次のコマンドでアンマウントします。
Dismount-DiskImage -ImagePath "C:\Hyper-V\HomeAssistant\haos_ova-18.1.vhdx"
私はこの原因を見つけるまでかなり時間がかかったため、同じエラーが出た方は最初に確認することをおすすめします。
おわりに
Hyper-VでHome Assistantを動かす設定自体は、それほど難しくありませんでした。
一方で、「別のプロセスが使用中です」というエラーだけは、Hyper-Vの設定を見直しても解決せず、WindowsがVHDXをマウントしていたことが原因でした。
この点だけ知っていれば、比較的スムーズにHome Assistantを起動できると思います。
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